私たちについて

私たちは学校に通うことが難しい
ルワンダの子どもたちのための、
支援に取り組んでいます。

多くの尊い人命が失われたルワンダの内戦の歴史。この痛ましい過去を教訓に、「教育は平和と発展の鍵」という理念を、私たちは掲げています。未来を担う子どもたちが民族や宗教・政治思想にとらわれることなく、自分らしく生きていけますように。そんな思いで様々な教育支援事業を行い、世界の平和と発展に寄与するとともに、理念を広めることを目的としています。

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私たちの取り組み

01教育支援事業

内戦で心身ともに傷ついたルワンダの子どもたちに、『教室で学びながら夢を取り戻してほしい』という願いのもと、ルワンダの首都キガリにウムチョムィーザ学園(幼稚園・小学校)を建設。2020年までに約300名の生徒が巣立っていきました。また、現在は新たなプロジェクトとして、路上で暮らす青少年の正規雇用と自立を目的とした技術訓練学校も建設予定です。「ADESOC」※と協力し、さまざまな教育支援活動を行なっています。

ADESOCとは、代表の義兄チャールズを中心にルワンダで設立されたNGO団体です。学園の建設や運営など、主に現地ルワンダで本会の活動を支えています。

02講演活動

日本の皆様にルワンダについて理解を深めていただくための講演活動を行っています。本会の代表ルイズが自身の体験をもとに、

についてお話しいたします。当たり前に思える日本の平和な日常がどれほどありがたいものか、一緒に考えてみませんか?

日本全国どこにでも出張いたします。

03コーヒー販売

「スペシャリティコーヒー※」の販売を通し、ルワンダの小規模農家の支援を行なっています。また、売上の一部は「ウムチョムイーザ学園」運営にも当てられています。

その年に収穫されたコーヒー豆から高品質種を選出する品評会「COE」(Cup of excellence:カップオブエクセレンス)で認められたもの。

毎日のコーヒー一杯が、ルワンダの小規模農家や子どもたちの助けにつながります。

04異文化理解のための
イベント開催

明るく、バイタリティーに富んだアフリカ文化を多くの皆様に知っていただためのイベントを開催しています。アフリカ文化について学ぶだけでなく、同時に日本文化を見つめ直す良いきっかけづくりができれば幸いです。

【主なイベント】

  • ルワンダフルサマー(チャリティーコンサート)
  • 写真展
  • 料理体験教室
  • ルワンダ料理で新年会
  • などなど
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考える会のあゆみ

  • 1999年ルワンダの教育を考える会 発足
  • 2001年NPO法人として本格的に活動を再開
  • 2002年ウムチョムィーザ学園を設立
  • 2005年ルワンダに現地事務所を開設
  • 2010年マリールイズが理事長に就任
  • 2020年発足20周年を達成

代表挨拶

戦争は人の未来を壊します。
教育は人の未来を切り拓きます。

皆さんこんにちは。
わたくし永遠瑠(とわり)マリールイズは1994年ルワンダ大虐殺、ジェノサイドの悲劇を体験しました。
爆弾が飛び交う状況の中、3人の幼い我が子を引き連れ奇跡的に生還し、日本へ移住することができました。
戦争の中で痛いほどに感じたことは「教育は平和と発展の鍵」ということ。命さえあれば希望を持てる…教育を受けていれば、その人らしく人生を歩める…戦争で傷ついた1人でも多くの子どもたちが、教室で学び””夢””を取り戻してほしい。

そんな想いの中、私たちは考える会を発足し、各地で講演活動に取り組んでおります。今までに学校や企業、行政施設、子育て中のお母さまなど、幅広い方々にお話を聞いていただきました。
かつて命を脅かされた者として””平和・教育・命の大切さ””を皆様に理解していただきたい。
平和な日本だからこそ、””平和””についてより深く考えていただきたいと願っております。
講演でいただいた収入は、ルワンダの学校建設・運営費用に充てられ、子どもたちの「教育・健康・自立」を促す機会を作り出しています。

第二の人生をもらった日本と、母国であるルワンダ。両国の「人々」の相互理解の架け橋となるため、今後も活動に精進いたします。

ルワンダの教育を考える会
代表 永遠瑠マリールイズ

経 歴

永遠瑠(とわり)マリールイズ
プロフィール

1965年10月
ルワンダ人の父親の赴任先であるコンゴ民主共和国に生まれる。
1985年 7月
高校を卒業。
1985年 9月
技術高等学校に洋裁の教師として赴任。
1986年 9月
結婚を機にキガリ市の技術高等専門学校に洋裁の教師として転任。
1993年 5月
青年海外協力隊カウンターパートナーとして福島文化学園にて洋裁の研修を受ける。
1994年 2月
ルワンダへ帰国。同年4月7日内戦ぼっ発。子ども3人を連れ、隣国のコンゴ民主共和国の難民キャンプに逃れる。難民キャンプで偶然出会ったアムダの日本人医師の通訳となる。
1994年12月
研修生時代の友人らの尽力で家族そろって再来日。
2000年10月
「ルワンダの教育を考える会」を立ち上げ、キガリ市内に学校を設立。命の尊さ、教育の大切さを訴える活動で全国を駆け回っている。現在も継続して教室の拡大、図書館や給食室も設置している。
2011年 3月
在住する福島において東日本大震災で被災、原発事故を経験。以後、避難所で、のちに仮設住宅でのボランティア活動も行っている。
2012年 5月
日本国籍取得
2014年 8月
日本とルワンダとの相互理解の促進活動が認められ、外務大臣表彰を受ける。
2018年 7月
大阪近畿大学総合社会学部外部講師に就任し、毎年講義を行っている。
2019年 1月
龍谷大学社会福祉学科 客員教授に就任し、毎年特別講義を行っている。
2020年 11月
日本財団社会貢献者団体として20年の活動への表彰を受ける。

法人概要

団体名
特定非営利活動法人ルワンダの教育を考える会
設立年月日
平成13年8月16日
代表理事
永遠瑠マリールイズ
事務所
〒960-8055 福島県福島市野田町4-8-17(Google Map
メール
電話番号
024-563-6334
ルワンダ支部ホームページ
https://npoter.org/

各種支援について

あなたの支援が
必要です

コーヒーを飲むこと、ルワンダを知ること、小さなことが支援に繋がります。
平和な日本で暮らしているからこその「できること」実行しませんか?

電話受付:10:00〜16:00(月〜金曜日)